ブランド体系戦略

日産自動車株式会社

プロダクトブランドからコーポレートブランド戦略体系へのシフト

• 背景

  ９９年、輝かしい実績を誇った名門「日産」が経営危機に直面。日産の再生に向けて、新COO(最高執行責任者)カルロス・ゴーン氏がリバイバルプランを発表しました。
  この大胆なリストラ策の一方で、日産車の魅力を再発見し、失墜した日産ブランド価値を再生するための「ＮＩＳＳＡＮブランド・アイデンティティ」の再構築を同時に宣言しました。

  実行

  日産は、スカイラインやフェアレディZなどの個々の車種ブランド訴求型のブランド戦略で、国や地域で異なったイメージを持ちブランド価値は分散傾向にありました。
  アイデックスとその提携先であるFITCH社は、世界市場で日産の競争力を強化するために、企業ブランド“ＮＩＳＳＡＮ”を核とするグローバルで統一されたコーポレートブランド訴求型のブランド戦略体系へのシフトを提案。コーポレートブランドから個別車種ブランドの在り方について構造的な整備を支援しました。

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